私の通うジムのロッカーの中には金庫がある

昨年シンガポールから戻ったばかりだというのに、夫が今度は、ドバイに海外転勤になりました。子どもも慣れっこになり、次の学校ではどこの国の友達ができるだろうと、楽しむ余裕さえあったようです。インターナショナルスクールの編入試験も無事合格し、翌日から登校。親の私より、子どもの方が順応性がありました。私は引っ越しのバタバタが落ち着くと、シンガポールでもそうだったように、スポーツジムに通うことにしました。

ドバイのスポーツジムは日本と違い男女別。女性しかいないので、男性の目を気にせず気楽に汗をかくことができます。特に私の通い始めたスポーツジムは地元の人が多いようで、日本とは勝手が違うこともあり、慣れるまでは色々、大変というか新鮮でした。私は同じ駐在仲間の日本人女性と通えるので、色々教えてもらえてありがたいです。

日本と大きく違うところは、ドバイらしい点として、私の通うジムのロッカーの中には金庫があります。ロッカーに鍵がついているのはどこの国でも同じですが、ドバイのこのスポーツジムは、セレブなご婦人の利用者が多いせいか、1人に1つ与えられるロッカーが大きく、更にそのロッカーの中に、わりときちんとした金庫が備え付けられているのです。鍵と暗証番号で開けるタイプの金庫ですが、暗証番号のセットも簡単で、でも本格的な金庫です。これがあれば、金銀ジャラジャラ宝石を身にまとっているお金持ちのセレブ夫人も安心というわけですね。

私が身に着けている貴重品と言えばオメガの時計くらいですが、この時計だって、ドバイでは高級の部類には入らないかもしれません。でもせっかく金庫があるので、お財布と時計と、スペースが余ったのでルブタンの靴まで入れてしまいました。

さてさて私のドバイ生活。子どもの成長と併せて、今後が楽しみになってきました。